楽しく表現

「楽しく表現」 2022.01.01 カテゴリー:表現

    はじめに

     初めまして。

     仕事が終わった夜は仕事の夢、週末は大怪我、健康診断では精密検査、治療と、転職で仕事の内容をエンジニアからサービス業に変えてから自分では感じていなかったストレスが溜まるようになっている事を感じるようになりました。

     このままでは行けないと、週末は外出するようにしました。ただ、目的もなく外出するのはストレスになるので、昔楽しんでいたカメラを片手に、そして写真はポートレートとお花の撮影しています。

     写真に真剣に取り組んでから、精神的に安定しているように感じます。日々がとても楽しく頭もよく使うようになり、そのために勉強するようにもなりました。

    なぜポートレートなのか?

     被写体にポートレートを選んだ理由は、昔、海外旅行で風景ばかり撮っていた時にたまたま現地の人たちを撮ったらそれが楽しくて自分はポートレート撮影が一番気持ちが上がる事が分かっていたからです。

     また、カメラを買ってポートレートをする人の割合が少ないのも理由です。自分の表現をスタートしても誰からも注目されないとよっぽど心が強くなければやり続けることができません。
     写真クラブにも入っていますが、ポートレート写真はほとんどありませんが、そのジャンルで写真を見せるカメラマンは人が写っているからと言うだけで出しています。それだけポートレートを撮るのはハードルが高いように感じます。

     しかし、そこがポイントです。撮る人の割合が少ないと言う事は写真の中でも貴重なジャンルになります。なので、見てくれる人もその他のジャンルの写真より多くなるはずと思ったからです。

     そして、ポートレートを撮るには写真技術よりも重要なことがあります。それはコミュニケーションです。コミュニケーションがなければ写真は絶対に良くなりません。
     技術メインで撮る写真。私は写真学校にも美術学校にも通った事がないので、短時間で技術を身につけることも、頼ることができる師匠もいないので、技術メインの写真は不得意ですし、学校に通って真面目に勉強している人たちには確実に負けます。

     私は男女共に写真を撮ります。ポートレート写真と言えば圧倒的に女性をモデルにした写真が多いです。また、その女性も若い人がとても多いです。
     私が男女共に写真を撮るのは世の中をフラットにみたいからです。しかし、モデルさんは圧倒的に女性が多いので女性写真が多くなってはしまいますけど・・・。

    なぜお花なのか?

     ポートレート撮影は気軽にはできません。モデルさんの予定と自分の予定とお互いにメリットがなければ、どちらかが撮影費用を払わなければならなくなります。相互無償は理想ですが、利益のないところに無償はないですし、自分だけ得するのは私的には問題だと感じます。

     なので、ポートレート撮影ができない時はお花を撮ることにしました。

     お花でなくても良いのではないかと思うかとも思いますが、風景はポートレートのように「これが主役」という写真は少なく色々なものが写っていることの中から感じるものだと思います。
     風景メインで撮影しているプロの写真家に「風景写真は何を主役としてみたら良いですか?」と尋ねた事がありますが、「全体の雰囲気」と答えられました。もちろん一つのものだけ撮った風景写真もありますが、それは風景写真の一部だと思います。

     スナップ写真というジャンルもありますが、私はこのジャンルが基本的に嫌いです。写真撮影を一時止めてしまった理由の一つが、スナップ写真を撮る人たちの行動が気に入らなかったからです。
     スナップ写真で世の中で大炎上したものに富士フィルムのCMの「X100V」があります。渋谷をロケーションとして写真を撮っていく写真家・鈴木達朗氏を映したものでした。
     鈴木氏は世界的にも有名な方で、このCMを制作するにあたりどういう話が富士フィルムとしたかは分かりませんので、鈴木氏だけを責める訳にもいきませんが、このCMに出てしまった事により鈴木氏にはマイナスしか残らなかったでしょうし、仕事は激減したと思います。(写真は見る人がいて初めて成立するビジネスですから)
     しかし、このCMで見られた迷惑行為はデジカメ初期時代に多くの人がやっていました。カメラを持つと武器を持ったかのようになんでも許されるよいう感じが出るのでしょうか?バスに乗り込む列に割り込み乗り込む一人を撮ったり(写真を撮っている人が避けるまで後ろの人はバスに乗れません)、人の横顔を望遠で撮ったりしている人が大勢いました。(決して正面からや被写体1m以内では撮らないのです)
     迷惑をかけてまで(不快な思いをさせてまで)私は写真は撮りたくなく、しかし、カメラを持っていると仲間だと思われる事が嫌でカメラを持つことを止めました。(全部売り払いました)
     なので今でのスナップは苦手です。街中に出て人を撮りたくなったら私は声をかけてしまいます。スナップ写真撮っている人たちからは「声をかけた時点で自然ではなくなる」と言われますが、嫌なものは嫌なのでできないのです。

     そのほかに鉄道や飛行機などありますが、気軽には撮れません。飛行機は空港まで行ったり望遠レンズを持ち歩いて空路を把握して狙わなければならないので、航空祭のような日でなければ撮れませんし、鉄道も写真スポットは決まっており、そこには鉄道写真を撮る人たちが集まっているので、気軽には撮れないと思っています。

     これらに対して、お花は主役も分かりやすく、美しく、街中を歩いていれば必ずお花を見つけることができます。また、お花屋さんでお花を買ってきたら家で撮影もできます。
     そんな理由からお花を撮ることにしています。

    終わりに

     楽しく自分表現できることを持つと、長い趣味になります。
     自分表現していくと、コミュニティができたり人との繋がりも増えます。
     注意していれば悪いことはないのですが、面倒な事は増えます。でも、それだけです。良いことが圧倒的に多いです。
     私が選んだジャンルでなくても自分表現はできますし、写真でなくてもできます。好きな事で自分を表現することを始めると、きっと新しい何かが見えてくるはずです。
     皆さんも、楽しく自分表現してみませんか?
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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