はじめに
カメラとスマホで大きく違う事は、レンズ交換ができたり、スマホより広い範囲が撮れたり、遠くが撮れたり、人間の目では見えないものを拡大して撮れたりと色々な事ができます。最近のスマホもレンズがいっぱい付いていたりしますが、カメラにつけることができるレンズよりは圧倒的に少ないと思っています。
どんなレンズが自分必要なのかを考えてみました。
レンズ交換するかしないか
カメラ自体にレンズが付いているものがあります。このようなカメラはレンズ交換ができませんが、そのカメラに特化したチューニングがされているので、レンズ交換できるカメラより綺麗だったりするカメラがあり、欲しくなってしまいます。しかし、そのレンズだけで撮れる写真はいつも一緒なのである程度使っていると、表現できないものが出てきて飽きてしまうかもしれないとも思ったりもします。
そうなってしまうと、ボディを追加するか新しいシステムを買うことになります。ボディを追加すると持ち運ぶ量も2倍になりますがメリットもあるので重ささえ気にしなければ良い選択かな?と思ったりもします。
ただ、レンズの画角だけ違ったレンズが付いたカメラは圧倒的に少なく、大抵は別メーカーのものを持つことになるので、一瞬の操作に手間取ってしまうかな?とも思います。
写真にいっぱい触れて分かってきた時にレンズが交換できなくても満足いくカメラに出会えるのかなと思っています。レンズ交換できないカメラは経験を積んだ人が選択するカメラだと思います。
レンズ選び
レンズには、単焦点レンズとズームレンズの2種類があります。ズームは便利ですが、単焦点より写る写真がどこか納得いかない事が起こったりします。便利な事と綺麗に撮れる事のトレードオフが発生してしまいます。
昔はズームばかり使っていました。便利ですし、それほど細部に気が回らなかったからです。
レンズ選びをするときは、隅々まで見ることが大切だと思っています。写真の中心だけ見ているとよっぽどレンズ設計がダメダメでない限りどれもほとんど変わらないとように今は見えています。
絵画も写真も勉強した人ほど四隅と中心を満遍なく見るようです。となると周辺には気を遣わなければならず、素人とプロの違いはそこに出てくるのではないかと思います。
どこまで許すことができるのかは自分で決めることなはずです。画家で言えばアンリ・ルソーの絵もレオナルド・ダ・ヴィンチも評価されます。全然違う絵です。でも両者とも人が描かれています。どっちが好きなのかは表現する人と見る人の自由です。
それと同じく写真も気に入ってくれる人といない人が存在するように思えます。とことん細部まで写る写真が好きな人もいれば、そうでない人もいます。そんな感じで私はレンズ選びをしています。
何を求めるのか
世の中にはレンズ比較をされている方がいます。写真がレタッチされていなければ役に立ちますがレタッチされていた時点で比較できません。そして、レタッチしているのかしていないのかを見分けるのも難しいです。レンズ比較と言いながらレタッチしていますという方もいますから(言ってくれるだけ嬉しいです)時間をかけてレンズ選びをするのは時間的に勿体無いかと思います。
やりたい事は楽しく表現する事ですから、買えるレンズの最高峰を手に入れるのが後々後悔もなく良いと思います。
自分でも「劣る」と思っているレンズがあったとします。そのレンズより高いレンズがあってそれが買える予算はあったとしても、お金が勿体無いと思って安いレンズを買ってしまった時、写真の一部の写りが気に入らないと、私の場合は結局高いレンズを再度買い求めるので、無駄なお金を使わないように買える範囲で妥協しないようにしています。
終わりに
レンズの中には100万円以上するものもあります。そのレンズが必要であれば買うしかないです。写真に詳しい人が「全然違う」というのは、一般の人に言わせると「そんなに変わらない」です。しかし、なんとなく違う感じがするのは分かるはずです。
しかし、何か違いを感じてもらう事が必要ならそのちょっとした違いで3、4倍も値段が違っても必要だと思います。
私の目的は「楽しく自己表現」なので、ここで妥協してしまうと後で苦しんでしまいます。ただし、買えないのであれば仕方がないので、流石に100万円のレンズは買えません。
私は買えないレンズは憧れますが、買えないので諦めもつきます。買える最高のレンズを買っていくのが今の私のレンズの買い方です。
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