2021年最後に買った写真集

    はじめに

     みなさんは写真集を買った事があるでしょうか?
     私の部屋には50冊以上写真集があります。写真集は不思議な事に限定販売でないのにある時突然書店から消えます。なぜこのような事になるのか不思議なのですが、写真集は売れないらしいのでいつまでも書店の棚を占拠できないからでしょうか?

     なので、「これいいな」と思った写真があったら買っておいた方が良いです。後々価値が出るでないは関係なく買ってみることをお勧めします。なぜなら、「これいいな」と思った気持ちは表現する気持ちでとても大切だからです。

    2021年最後に買った写真

     私が2021年最後に買った写真集は「いのちのうちがわ」という写真集です。
     この写真集は700冊限定と売られるときに決まっていたもので、クリスマスに注文して年末に届きました。
     1万円以上しめちゃくちゃ重く大きい上に1枚1枚バラバラなので普通に本棚に入れてはおけません。それでもこの本に魅力を感じたので買いました。とは言っても触って買った訳ではないので、ある程度は博打的な買い方だったのですけど・・・。

    なぜ、この写真集を選んだか

     数ある写真集の中でこの写真集を2021年の最後に買ったのは、写真1枚1枚が恐ろしく綺麗だからです。
     普通は印刷物はオリジナルプリントより汚くなるのですが、私はこの写真集のオリジナルプリントを見たことがありませんが、とても綺麗ですし、オリジナルプリント風に作られている写真集なので所有しているだけでも満足です。
     写真集のタイトル通りに命の内側を見せられているような写真で、動物の解剖された写真が多く載っています。YouTubeでも狩猟した後の解剖シーンを出されている方もいますが、その写真版見たいな感じなので、苦手な人は苦手に感じると思います。

     私は2021年夏に大怪我をしてしまい、初めて折った骨が頭蓋骨と鼻でした。運が悪ければ眼鏡の破片が目に突き刺さって失明したり、頭部を折れるまで打っているので死亡しているか、生きていても障害が残っていても仕方がなかったような感じでしたが、このような事故があったのですが強運からか普段の生活では支障は出ていません。
     そのような事があったのもきっかけで命や人生など以前よりもかなり真剣に考えるようになったときに出会った写真集だったので、この写真集を選びました。

    どうだったか

     この写真集を買って何が起こったかと言えば、特に生活に変化は起こらなかったのですが、少し世の中を見る感覚が変わりました。
     よく言われるように、人が生きる為には、人より弱い命を奪って生きている。食べ物の見方がほんの少し変わりました。食べ物を捨てないは子供の頃からかなり厳しく躾けられていたので今も捨てることはありません。(流石に床に落ちたものなどは捨てますけど)

     興味が出た方は調べてみるのも良いと思います。

    いのちのうちがわ

    終わりに

     周りの人たちに「写真集買ったよ」と言えばグラビア系の話をされてしまうのが普通ですが、商業的写真集とアーティストが作る写真集の2つがあるように思います。
     どちらも、フォトグラファーは力を入れて作っているので優劣はありません。グラビア写真の横でひっそりと並べられている、なんだかよく分からない写真集を手にとって考えてみるのも楽しいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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